どうしようか考えていたパーツ2種だが、やはり装着してみる事にした。
一つはエンジンガード、もう一つはウィンドスクリーン。
先ずエンジンガードだが、自分はこれまで一度も立ちごけ、本転倒?をしたことが無い。これはテクニック云々・自慢では無く、多分に臆病だからだと思っている。だから、パンパーやエンジンガードの類は、鬱陶しく、幼児が乗る自転車の補助輪の様でもあり、せいぜい「教習車か白バイが着けるモノ」と永らく思っていた。しかし、体力・運動能力・バランス感覚等々の衰えが自覚出来る様になった今、特に低速での反転、回頭に不安が出てきた。そこで保険の意味も兼ねて装着に踏み切ることにした。
もう一つのウィンドスクリーンも自分は冬は(一年中?)野回り程度にしか乗らないし、高速走行も然程多くない訳で、風防タイプのスクリーンなどは、「ビジネスバイクか、お年寄りが乗るバイクに着けるモノ」との先入観があったし、それに折角のネイキッドタイプのバイクに要るかどうか等、エンジンガードと同様、今まで考えたこと無かった。が、これも年齢からか、検討すべき装備の一つと考える様になった。
さて作業は両方で2時間近くかかったのだが、機能はもちろんの事、見た目のお洒落感もあり、満足している。
エンジンガードは、ホンダ純正のメッキタイプ。メッキの質・仕上げ共にgood! こちらはクランクケース右側。エンジンマウントボルトは当然ながら非常に固くしまっており、ガード本体下側裏面クランプ装着は修正しながらだったので、結構時間がかかった。
クランクケース左側のガード。右側と形状が異なる。本転倒時のフレームへの影響は?だが、立ちごけ程度なら強い味方となりそう。もちろんお世話になりたくは無いが・・・。
スクリーンは汎用タイプのモノで、デザイン・大きさ・バランス等を考え、評判の良いGIVI A660にした。スクリーンの色はハーフスモーク。可動部分が多く、位置決めには結構時間がかかった。スクリーンは2点留めなのだが案外ガッチリ装着でき、充分とは言えないが走行時の剛性感がある。
正面から見た様子。A660は中型とアナウンスされているが、「大きさ的にはこの位までかな」と思った。但し身体全体では無く、首から下の風が軽減された様だ。跳ね除けられた風が加速してヘルメットに当る様にも感じる。
内側からスクリーン越しに見た感じ。実際の視点はもう少し上だ。スモークがもっと濃いと夜間走行は見え辛いかも知れない。クリヤータイプがあれば迷わずそちらを選んだと思う。
2種のパーツ装着後の外観。